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エロゲのことをつらつらと
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以前中古で買ったらあまりにも煙草臭くて即売り→買い直しなどというよく分からんことをしてみたり。 


シナリオ 
主人公が民間機を撃墜。責任を取らされて軍から追放。 
数年後、事件の生存者の少女が発見される。 
しかし、その少女は野生動物に育てられ人間性を失いつつあった。 
それを知った主人公は、自責の念から、少女の担当医である友人にその少女シンシアのリハビリを申し出るのだった。 

…というのがこの作品のストーリー。 
ツッコミどころはともかく、パッと見では、シンシアが人間性を取り戻していく過程を描いたハートフルストーリーなのかと思いきや、そうでもない。 


終盤に近づくにつれ、きな臭い雰囲気が漂ってくるんだけど、あまりにもあっさり描かれ過ぎていて、結局世界観ぶちこわすだけ。 
その部分が終盤にだけ固まっているし、これなら入れない方が遙かにマシ。 
何かしらの要素を入れてシナリオを盛り上げようとしたのかも知れないが、かなりお粗末だった。 


完全なハートフルストーリーでもなければシリアスでもないし、何を描きたかったのかさっぱり。 

それでも、中盤あたりのシンシアが心を開いてくるところはなかなか良い。 
まきいづみのわふわふを存分に楽しむべき。 
…それ以外は見るべきところがないと言っても過言ではないが。 

序盤から中盤までを楽しめれば十分なんじゃなかろうか。 


グラフィック 
原画、塗り共に不安定。特に塗り。 
スタッフを見たところ、グラフィッカーが大量にいるので、一枚絵の出来がかなり違っていてあまりにもバランスが悪い。 
原画が不安定なこともそれに拍車をかけ、かなり残念なのも数枚あるのでとても及第点とは言えない。 


音楽 
お屋敷での生活が中心だから落ち着く曲を目指したのかも知れないが、とかく全体的に暗い。 
一番耳にする曲に暖かみを感じられなかったので、いくら「わふわふ」に癒されても微妙な感が残った。 


中の人 
まきいづみの「わふわふ」こそがこのゲームの最大の価値。 
いつもの3人に加え、2004年らしい人たちが中心、 


総評【C-】 
とにかくシナリオの悪さが目に付く。 
まきいづみが好きならやる価値もあるが、そうでないなら正直オススメできない。 


そこそこした割に残念な出来で結構がっかり。 
まきいづみは良かったのに、見事に他の要素で殺しちゃってるのが残念だった。
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