エロゲのことをつらつらと
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ちょい分量が溜まってるので書き上げた順にうp
発売前に複製サイン色紙が当たる抽選会があると発表されていたため、
複数買いした人の影響で発売1週間で新古品3980まで値下がり。
目の前で10本抽選くじを引いている奴を見たときは流石にうわぁと思わずにいられなかった。
以下いつもの。
シナリオ
本作も前作同様複数ライター。
担当はそれぞれブログを読む限り
新島夕:沙弥、いちか、英子、その他
若瀬諒:命
姫ノ木あく:翼
各ヒロインの√からサブヒロイン√への派生があり、分量はメイン*4+サブ*3となっている。
といってもサブ√は非常に短くおまけ程度と言っても差し支えない。
さて、シナリオの中身についてはというと、話が薄っぺらくて内容が軽く、前作で良かったところが何もないと言ってしまっても過言ではない。
前作はプロットに沿って一本筋が通った内容で、散りばめられた伏線を丁寧に回収した点が優れていた。
しかし、本作は伏線など皆無に近くパッと出の事実だけでシナリオが展開し、
各ルートのシリアスシーンも実にあっさりとした解決を見せ、深みもなければ感心する点もない。
沙弥といちかはライターが同じなので、話としてもやや近いところがあるものの、それ以外の2人についてはシナリオが完全に独立しており何ら関わり合いがない。
この点は前作で悪かったところであり、何も改善が見られない。
また、各ルートに共通して言えることだが、重要な設定が後半になって次から次へと登場するにも関わらず、それについての伏線がシナリオ中皆無。
そのため、いざその設定がシナリオ中に出てきても、驚きよりも戸惑いの方が大きく、今更そんなこと言われても…という感がぬぐえないし、そもそも今までのは何だったの?と言いたくなる。
まさに後出しの設定のオンパレード。
そして、後出し設定によるシリアスシーンも、解決までに掛かる時間が短く、さあこれからと言うところで解決するので実にあっさり終わってしまう。
もちろん、各ルートの当事者はそれ相応に悩んでいるのだが、如何せん描写不足は否めない。
サブヒロイン√では、メインヒロインの√シリアスシーンに当たる部分がものの数分で解決してしまっており、
散々悩んだのは何だったんだよと思いたくなるほどで、そうした点で話をより軽いものにさせる手助けをしている。
更に、一部サブルートでは毎回のように血を吐くキャラがいたり、急に戦隊もののパロディに走っていたりと
もはやふざけているとしか言いようがないような代物もあり、いくらおまけ程度のものとはいえ自粛すべき。
また、メインヒロイン4人が幼なじみという設定もあるのだが、これも上手く機能しているわけではない。
同じ長屋に住んでいて、朝一緒に登校するぐらいしか使われていない。
幼なじみならではの、過去の回想も「昔~だったね」「そうだったね」程度の内容しかなく、話に深く関わってくることもなく、
ただの子供時代の思い出語りにとどまっており、シナリオには余計な記述となっている。
先に述べたように、後出しの設定が次から次へと出てくるので、幼なじみである理由がどこにもない。
ただ、前作は新島夕が企画・原案がだったのだが、本作はパンチよぴこ に変わっており、このことが本作の評価へと繋がってしまったものとも考えられる。
というのも、シナリオライターがよほどの力量を持ってない限り、企画が面白くなければシナリオが面白くなることはほとんどないため。
このパンチよぴこが少し口出しをして、暗い内容になりすぎないよう配慮した、との対談も見受けられたため、
シナリオ随所の口癖等はこの影響によるものなのかもしれない。
まあ、何が言いたいかといえば、余計なことすんな。
テキスト
沙弥の「ぎゃおー」を始め、全体的に幼稚。
テキスト自体も90年代の子供向けアニメを見ているかのようで、読んでいて苦痛。
とても感情移入ができそうもなかった。
その上、「w」や「夢がひろがりんぐ」といったフレーズが一箇所見られ、あまりに適当な仕事ぶりに嘆息が出る。
ただ、キャラ立ちだけはしっかりしているので、そこがせめてもの救いか。
グラフィック
こちらも前作に引き続きほんたにかなえ中心の複数原画。
特に問題ある点もないが、いちかの立ち絵だけは飛び抜けて酷い。
一枚絵で崩れるならともかく最も使用されるはずの立ち絵が酷いとなるともはやどうしようもない。
完全に力量不足。
中の人
沙弥の中の人は本作がデビュー作。
色々と拙いところがあるが、新人ということを考えると仕方ないか。
それ以外は所謂VA系の声優が中心。
ただ、スタジオの収録環境が悪いのか音質が酷く、音が割れることが非常に多かったためかなり耳障り。
特に叫ぶシーンやエロシーン、翼の台詞などは大抵音が割れている。
チェック段階ですぐに気付くレベルだと思うのだが、何故このままにしたのか理解しがたい。
総評【B-】
ナツユメと同レベルのものを期待すると見事に肩すかしを食らうことになる。
グラフィックは一部が極端に悪く、声の音質も悪くオススメはしにくい。
シナリオに期待せずに、キャラゲーと割り切った方が無難な出来である。
期待しすぎたのもあるんだろうけど、それ以上に内容が伴ってなくて残念。
まあでも何だかんだで企画だろうなぁ。もっと練れたようにも思えるけど。
次回に期待したいけど、ちょっと様子見するかもしれんね。
冒頭に値崩れの話題を書いたけど、それほど痛手がなかったのがせめてもの救い。
というか、こんだけ値崩れすると買う気なくなるからやめれと流通に言いたい。
発売前に複製サイン色紙が当たる抽選会があると発表されていたため、
複数買いした人の影響で発売1週間で新古品3980まで値下がり。
目の前で10本抽選くじを引いている奴を見たときは流石にうわぁと思わずにいられなかった。
以下いつもの。
シナリオ
本作も前作同様複数ライター。
担当はそれぞれブログを読む限り
新島夕:沙弥、いちか、英子、その他
若瀬諒:命
姫ノ木あく:翼
各ヒロインの√からサブヒロイン√への派生があり、分量はメイン*4+サブ*3となっている。
といってもサブ√は非常に短くおまけ程度と言っても差し支えない。
さて、シナリオの中身についてはというと、話が薄っぺらくて内容が軽く、前作で良かったところが何もないと言ってしまっても過言ではない。
前作はプロットに沿って一本筋が通った内容で、散りばめられた伏線を丁寧に回収した点が優れていた。
しかし、本作は伏線など皆無に近くパッと出の事実だけでシナリオが展開し、
各ルートのシリアスシーンも実にあっさりとした解決を見せ、深みもなければ感心する点もない。
沙弥といちかはライターが同じなので、話としてもやや近いところがあるものの、それ以外の2人についてはシナリオが完全に独立しており何ら関わり合いがない。
この点は前作で悪かったところであり、何も改善が見られない。
また、各ルートに共通して言えることだが、重要な設定が後半になって次から次へと登場するにも関わらず、それについての伏線がシナリオ中皆無。
そのため、いざその設定がシナリオ中に出てきても、驚きよりも戸惑いの方が大きく、今更そんなこと言われても…という感がぬぐえないし、そもそも今までのは何だったの?と言いたくなる。
まさに後出しの設定のオンパレード。
そして、後出し設定によるシリアスシーンも、解決までに掛かる時間が短く、さあこれからと言うところで解決するので実にあっさり終わってしまう。
もちろん、各ルートの当事者はそれ相応に悩んでいるのだが、如何せん描写不足は否めない。
サブヒロイン√では、メインヒロインの√シリアスシーンに当たる部分がものの数分で解決してしまっており、
散々悩んだのは何だったんだよと思いたくなるほどで、そうした点で話をより軽いものにさせる手助けをしている。
更に、一部サブルートでは毎回のように血を吐くキャラがいたり、急に戦隊もののパロディに走っていたりと
もはやふざけているとしか言いようがないような代物もあり、いくらおまけ程度のものとはいえ自粛すべき。
また、メインヒロイン4人が幼なじみという設定もあるのだが、これも上手く機能しているわけではない。
同じ長屋に住んでいて、朝一緒に登校するぐらいしか使われていない。
幼なじみならではの、過去の回想も「昔~だったね」「そうだったね」程度の内容しかなく、話に深く関わってくることもなく、
ただの子供時代の思い出語りにとどまっており、シナリオには余計な記述となっている。
先に述べたように、後出しの設定が次から次へと出てくるので、幼なじみである理由がどこにもない。
ただ、前作は新島夕が企画・原案がだったのだが、本作はパンチよぴこ に変わっており、このことが本作の評価へと繋がってしまったものとも考えられる。
というのも、シナリオライターがよほどの力量を持ってない限り、企画が面白くなければシナリオが面白くなることはほとんどないため。
このパンチよぴこが少し口出しをして、暗い内容になりすぎないよう配慮した、との対談も見受けられたため、
シナリオ随所の口癖等はこの影響によるものなのかもしれない。
まあ、何が言いたいかといえば、余計なことすんな。
テキスト
沙弥の「ぎゃおー」を始め、全体的に幼稚。
テキスト自体も90年代の子供向けアニメを見ているかのようで、読んでいて苦痛。
とても感情移入ができそうもなかった。
その上、「w」や「夢がひろがりんぐ」といったフレーズが一箇所見られ、あまりに適当な仕事ぶりに嘆息が出る。
ただ、キャラ立ちだけはしっかりしているので、そこがせめてもの救いか。
グラフィック
こちらも前作に引き続きほんたにかなえ中心の複数原画。
特に問題ある点もないが、いちかの立ち絵だけは飛び抜けて酷い。
一枚絵で崩れるならともかく最も使用されるはずの立ち絵が酷いとなるともはやどうしようもない。
完全に力量不足。
中の人
沙弥の中の人は本作がデビュー作。
色々と拙いところがあるが、新人ということを考えると仕方ないか。
それ以外は所謂VA系の声優が中心。
ただ、スタジオの収録環境が悪いのか音質が酷く、音が割れることが非常に多かったためかなり耳障り。
特に叫ぶシーンやエロシーン、翼の台詞などは大抵音が割れている。
チェック段階ですぐに気付くレベルだと思うのだが、何故このままにしたのか理解しがたい。
総評【B-】
ナツユメと同レベルのものを期待すると見事に肩すかしを食らうことになる。
グラフィックは一部が極端に悪く、声の音質も悪くオススメはしにくい。
シナリオに期待せずに、キャラゲーと割り切った方が無難な出来である。
期待しすぎたのもあるんだろうけど、それ以上に内容が伴ってなくて残念。
まあでも何だかんだで企画だろうなぁ。もっと練れたようにも思えるけど。
次回に期待したいけど、ちょっと様子見するかもしれんね。
冒頭に値崩れの話題を書いたけど、それほど痛手がなかったのがせめてもの救い。
というか、こんだけ値崩れすると買う気なくなるからやめれと流通に言いたい。
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